「試した対策」こだわり・常同行動実行機能・不注意・衝動性

ASD当事者が試した完全食体験|食べ忘れを減らす工夫と実感

「試した対策」
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はじめに

過集中が続くと気づけば食事を抜いている、そんな日がよくあります。

空腹を感じにくい私にとって、血糖の揺れが思考の乱れにつながることが多く、「食べる手間を減らす方法」を探していました。

この記事では、私が実際に完全食ベースフード(BASE FOOD)を試した体験をまとめます。

※当事者視点の整理です。診断や治療を代替できません。必要に応じて医師や専門家にご相談ください。

ベースフードとは

ベースフードは、パン・パスタ・ドリンクなどの主食タイプの完全栄養食です。

1食で必要な栄養素の約3分の1を取れる設計になっています。

調理不要で、袋を開けてすぐ食べられる点が大きいと感じています。

私がベースフードを使う理由

私はこだわりで食事のバランスが悪いと感じた時、集中し過ぎで食べることに頭が回らない時などにベースフードを食べることがあります。

常温保存でき、コンビニなどに売っていて、さらには通販でも手に入るベースフードを利用することが多いです。

パンを2つ食べると1食分ですが、場合によってはベースフードのパン+食べたいものと組み合わせることでもある程度のバランスをとることができると感じています。

さらに深く考える必要もなく、食べ忘れて思考が鈍っているときにはちょうどいいと思っています。

こればかり食べるのはよくないかもしれませんが、一日1食置き換えるのは十分ありと感じています。

実際に食べて感じたこと

味については、プレーン・チョコ・メープルなど控えめな甘さのものが多いです。

ASDの私には、刺激が少なくて助かると感じています(少しアルコールの匂いがある?)。

腹持ちは2個で満腹になると思いますが、食べ足りないと感じることがあります。

しかし、満足感を重視するタイミングで食べないため、あまり気にしたことがありません。

血糖の上下が緩やかなのか、食後の眠気が少ないと感じています。

準備時間は0分なところも好きです。

袋を開けるだけなので、集中の合間でも負担がありません。

食感はややモソモソしますが、温めると改善されると思います。

私は食べるときは常温でも許容範囲だと思っています。

反芻思考・不安への影響

空腹になって困っていたタイミングでベースブレッドを食べておくと、出やすかった「考えすぎ」「自己否定」がかなり減ったと感じています(個人差あります)。

糖質が安定しているからか、血糖が落ちた時の思考暴走が起きにくい感覚があります。

特に感じたのは、いつもの空腹を感じるタイミングに食べておくと、調子がいいことです。

また、チョコ味など軽い甘味で満足感が得られます。

「食べ忘れ」というストレス自体が消えることも大きいと思っています。

使い方の工夫

忙しい朝食や軽食、急いでいる時や考えられない時の食事として使うのが合っていました。

作業前に1個食べておくだけでも安定感が違います(個人差あります)。

注意点

一部フレーバーは人工甘味料の後味が気になる人もいるかもしれません。

感覚過敏が強い人は、好みが分かれるかもしれません。

栄養的には優れていますが、嗜好と習慣化の相性が重要だと感じています。

また、これだけで一日の食事が賄えるとは限りませんので、置き換えや代用としての立ち位置で考えるといいかもしれません。

まとめ

  • ベースフードは「過集中→欠食→反芻思考」という流れのブレーキ役になった
  • 「食べ忘れ」「準備のストレス」を減らしたい人には有効な選択肢になりうる
  • 合う・合わないがあるため、まずは1〜2種類から試すのがおすすめ

おわりに

ASD当事者にとって、「食べること」も立派な感情のセルフケアだと感じます。

完全食は、料理が苦手でも栄養バランスを保てる一つのツールです。

自分の特性や生活リズムに合わせて、うまく取り入れていけたらと思います。



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